News:ニュース速報 2002年3月19日 02:19 PM 更新

ソニーが新型2足歩行ロボットを開発,リアルタイムに姿勢保持

 ソニーは3月19日,小型2足歩行ロボット「SDR-4X」を開発したと発表した。内蔵センサーからの情報に基づき,外部から力が加えられてもリアルタイムに姿勢保持ができる新技術を搭載,高度な運動性能を実現した。


 エンターテイメント用途を想定した小型2足歩行ロボットの第2弾。各関節を駆動する小型アクチュエータの出力を向上。新技術「実時間統合適応制御システム」により,センサーで検知した情報に合わせて全身38カ所の関節部をリアルタイムにコントロールできる。不整地面(約10ミリまでの凹凸面)や傾斜面(約10度まで)でも2足歩行が可能なほか,外部から力が加えられても姿勢を保持できるという。

 頭部にCCDカメラ×2基を搭載し,視差を利用して被写体までの距離を検出できるようにした。障害物や他のロボットを認識し,それらを避ける経路を自動生成して歩行できる。また歩幅や旋回角度など,状況に応じた歩行動作パターンをリアルタイムに生成して実行でき,安定かつ柔軟な歩行が可能だとしている。仮に転倒しても,関節を柔らかく制御して衝撃を緩和させるという。


 さらに頭部には7つのマイクを内蔵,音源の位置を探知できる。音声認識とカメラを組み合わせ,話者を識別してコミュニケーションも図れる。内蔵の無線LAN機能を使い,外部接続したPCと連動させた連続発話も可能だ。

 サイズは約580(高さ)×260(幅)×190(奥行き)ミリ,重さ約6.5キロ。


 「SDR-4X」は,3月28日に開幕する「ROBODEX2002」(パシフィコ横浜)に出展される。またストリーミングムービーを同社サイトで公開。寝た状態から起きあがったり,シーソーのよう台に乗った2台の「SDR-4X」がリアルタイムにバランス保持をする様子を見ることができる。

関連リンク
▼ ニュースリリース
▼ ムービー「実時間統合適応制御」
▼ ムービー「音声合成」

[ITmedia]

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