News:ニュース速報 2002年4月12日 03:28 PM 更新

東芝とSanDiskのフラッシュ製造会社が国内移転

 東芝と米SanDiskは4月12日,NAND型フラッシュメモリを製造する合弁会社・米Flash Visionを東芝四日市工場(三重県)に移転したと発表した。

 東芝が2001年12月に発表した半導体メモリ事業改革の一環。Flash Visionは汎用DRAM製造を担当していた米国の東芝関連会社内に置かれていたが,東芝のDRAM製造撤退に伴い関連会社はMicronに売却された。東芝はNAND型フラッシュメモリを中核とする高付加価値製品への集中を進めており,四日市工場はフラッシュメモリ事業の製造拠点と位置付けている。

 同日付けで新会社「フラッシュビジョン」を四日市工場内に設立した。資本金は約390億円を予定し,両社で折半する。製造設備の移設を急ぎ,7月をめどに生産を開始する。

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