News:ニュース速報 2002年4月15日 04:21 PM 更新

ラーメン,宇宙へ──日清とNASDAが共同研究

 日清食品は4月15日,宇宙食ラーメン「Space Ram」の実用化に向け宇宙開発事業団(NASDA)との共同研究を始めると発表した。

 国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」で食べる日本食のアイデア募集に応募して正式採用された。2005年以降に予定されている「きぼう」建設の際には,宇宙飛行士が約3カ月間にわたって滞在して作業を行う予定。食べ慣れた日本食が必要と指摘されていた。特に日本人飛行士はめん食の希望が強いという。

 ラーメンを宇宙食化するには,米航空宇宙局(NASA)の厳しい品質規格をクリアする必要がある。またステーションに備え付けの調理器に加工形態とパッケージを合わせなければならない。微少重力化でもおいしく食べられるめんや具の形状,スープの種類,栄養価についても工夫が必要という。

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