News:ニュース速報 2002年4月16日 05:40 PM 更新

「T・ZONE.」本店閉店へ PCパーツ店を新規出店

 CSKエレクトロニクスは4月16日,東京・秋葉原の主力店舗「T・ZONE.本店」を5月31日に閉店した上で,PCパーツ店を新規出店すると発表した。

 同社は主力取り扱い商品をPC本体からPCパーツに転換する経営再建策を進めている。本店は1994年6月に「T・ZONE.ミナミ店」としてオープン,1999年6月に「T・ZONE.本店」と改称した。PCブームに乗って売り上げを急拡大したものの,競争の激化から収益は急速に悪化。今年2月には美少女ゲームなども扱うショップとしてリニューアルオープンしたばかりだ。2002年3月期の売上高見込みは115億円で,経常損益は5億8000万円の赤字になる見込み。

 本店が閉店する5月31日,新店舗「T・ZONE. AKIBA PLACE館」(仮称,千代田区外神田3-15-1)をオープンする。新店舗は売り場面積約693平方メートル。PCパーツを中心に扱い,年間売り上げ22億円,2003年3月期の経常利益8000万円を目標に掲げる。

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