News:ニュース速報 | 2002年4月17日 01:03 PM 更新 |
日立製作所と米IBMは4月17日,ストレージ分野での戦略的提携を結ぶことで合意したと発表した。
両社はHDD事業部門を従業員と設備,知的財産も含めて統合し,新会社を年内をめどに米国カリフォルニア州サンノゼに設立する。資本金は明らかにされていないが,日立が70%,IBMが30%を出資する。年間売り上げは5000〜6000億円になる見通しだ。
また企業向けRAIDシステムを共同開発する。複数のRAIDを仮想的に統合,1システムとして機能させる仕組みをIBMの技術に基づいて共同開発する。
またマルチベンダー間のストレージの相互接続性の向上に向けたオープン化を共同で推進。効率良くストレージを管理できる標準基盤を共同開発する。
両社は既にサーバ分野で共同開発・生産を展開している。一方日立は2001年8月,UNIXサーバ分野でIBMと競合する米Sun Microsystemsとストレージ分野での提携を発表している。
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