News:ニュース速報 | 2002年4月23日 02:22 PM 更新 |
日本ビクターは,Windows XPを搭載したA5サイズのモバイルPC「InterLink」を6月上旬に発売する。最大約6時間の長時間連続駆動を実現した。オープン価格。
新製品は,「MP-XP7210」(実売予想価格21万円前後)と「MP-XP3210」(同16万円前後)の2モデル。MP-XP7210は,CPUに超低電圧版モバイルPentium III-M/800MHzを採用。256Mバイトメモリ(最大384Mバイト),30GバイトHDD,1024×600ピクセル表示の8.9型TFT液晶ディスプレイを備えている。
MP-XP3210は,CPUに超低電圧版モバイルCeleron/650MHzを採用。128Mバイトメモリ(最大384Mバイト),20GバイトHDD,1024×600ピクセル表示の8.9型TFT液晶ディスプレイを搭載した。
インタフェースはどちらも,SDメモリーカードスロット,PCカードスロット(Type II),USB1.1×2,LANポート×1を装備。またMP-XP7210は,IEEE 1394×1も備えている。
バッテリには,セカンダリバッテリを自由に取り付けられる「デュアルパワーシステム」を採用。ビルトインバッテリと組み合わせて,最大約6時間の長時間駆動が可能だという。MP-XP7210では,「Deeper Sleepダイナミックパワーマネージメント」を採用し,消費電力を抑え,バッテリ駆動時間を延ばした。
また同社独自の高音質化技術「CCコンバーター」をソフトウェア化して搭載した。CCコンバーターは,CDなどのデジタル音楽データを波形分析し,もとのアナログ音楽データの波形に近づくようにリアルタイムで演算処理するデジタル信号処理技術。
同技術を利用することで,デジタル化によって失われたデータだけでなく,圧縮処理によって失われたデータの復元も目指したとしている。これにより,「音楽配信サイトからダウンロードした音楽データの再生時に,余韻/臨場感/リアル感が向上する」という。
主な仕様は以下の通り。
製品名 | MP-XP7210 | MP-XP3210 |
CPU | 超低電圧版モバイルPentium III-M/800MHz | 超低電圧版モバイルCeleron/650MHz |
メモリ | オンボード128Mバイト+128Mバイト(最大384Mバイト) | 128Mバイト(最大384Mバイト) |
HDD | 30Gバイト | 20Gバイト |
グラフィック | SiS630ST内蔵 | |
ディスプレイ | 8.9型低温ポリシリコンTFT液晶(1024×600ピクセル/1677万色 | |
インタフェース | 外部ディスプレイ出力,モジュラージャック×1,USB1.1×2,マイク入力,ヘッドフォン出力,PCカードスロット(Type II),SDメモリーカードスロット | |
通信 | 56Kbpsモデム,10/100BASE-TX,IEEE 1394 | 56Kbpsモデム,10/100BASE-TX |
キーボード | 16ミリピッチ/キーストローク1.5ミリ | |
OS | Windows XP Professional | Windows XP Home Edition |
バッテリ | 内蔵バッテリ使用時で約2時間,内蔵バッテリ+標準バッテリ使用時で約6時間 | |
サイズ | 225(幅)×152(奥行き)×29.5(高さ)ミリ | |
重さ | 約885グラム | 約880グラム |
実売予想価格 | 21万円前後 | 16万円前後 |
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