ソニーマーケティングは2月5日、自律型エンターテインメントロボット「AIBO」の店頭販売を3月末で打ち切ることを明らかにした。直販サイト「ソニースタイル」での販売に一本化する。
打ち切りの理由として同社は、「店頭販売ではユーザーの反応がソニーまで伝わりにくい。ダイレクトな反応が返ってきやすいネット販売に一本化することでユーザーの意見をよりよく吸い上げ、AIBOのさらなる改良につなげるため」としている。
AIBOは1999年に初代モデルが登場。2001年からは直販に加えて家電量販店など約100店舗での販売を開始、2003年9月までに計13万体を売り上げた。店頭での売上げは販売数全体の約半分。
新モデルを続々と投入してきたものの、登場当初ほどブームにはならず、売上げは不振だったと見られる。
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