コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)はこのほど、同社のWebサイトに不正アクセスした成人2人が、不正アクセス禁止法違反の疑いで3月11日に書類送検されたことを明らかにした。
2人は、ACCSのWebサイト「ASKACCS」から不正に個人情報を入手したとして起訴されている京都大学研究員・河合一穂容疑者(40)(関連記事を参照)の手法をまねて不正アクセスを行った疑い。
2人は2003年11月8日、河合容疑者が同サイトから個人情報を入手する方法を公開したイベントに参加、これをまねて翌11月9日午前5時から同日昼までに不正アクセスを試みたという。ただし2人は、個人情報を保存したファイルなどは所持していないことが分かっているという。
関連記事
- 情報漏えいに揺れたACCS、「モラルに沿った脆弱性指摘を」
CGIの脆弱性を突かれ、約1200人分の個人情報流出が発生したACCS。同協会は「脆弱性を指摘するにしても、良識やモラルに沿った形で行ってほしい」とコメントしている。 - ACCS個人情報流出で京大研究員逮捕
- 「足元から火がついた」──ACCSの個人情報流出は1184件、脆弱性を3年以上放置
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.