東芝は3月16日、同社が開発した切手サイズのHDDが「世界最小のHDD」として“ギネスブック”に掲載されることが決まったと発表した。英Guinessが9月に発行予定の2005年版「Guiness World Records」に掲載される。
東芝が開発した超小型HDDはディスク直径が0.85インチ(約2.2センチ)、本体サイズは32(縦)×24(横)×3−5(厚さ)ミリ、重さ10グラム以下と同社の1.8インチHDDと比べ4分の1程度。容量は2−4Gバイトを想定している。
1月に米国で開かれた「International CES」で披露された(関連記事を参照)。モバイル機器向けに今秋から量産出荷する計画だ。
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