三菱化学メディアは3月18日、最大16倍速記録に対応する追記型DVDメディア用感光色素を開発したと発表した。
開発した有機色素(アゾ色素)は、高感度化設計に加え記録マークのゆがみやマーク間の熱干渉を抑制してジッターを小さくした。同色素を使用することで、等倍速から16倍速まで対応可能な追記型DVDメディアを製造できる。
現在、追記型DVDメディアは8倍速タイプが最高。16倍速ドライブは年内にも発売される見通しだ。
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