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Javaオープンソース化の可能性は「まだある」とSun

Sun Microsystems幹部は、IBMが2月の公開書簡でJavaのオープンソース化を提案したことを認めた上で、オープンソース化がはらむ問題を強調。ただし、それらの問題が解決されれば同社はこれに前向きな姿勢だと話した。(IDG)

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 米Sun Microsystemsは3月30日、カリフォルニア州メンロパークで開催のSun Software Summitで、Javaオープンソース化の可能性はまだ残されているとの認識を明らかにした。

 同サミットで講演した開発プラットフォーム部門副社長のリッチ・グリーン氏は、IBMが2月の公開書簡でJavaのオープンソース化を提案したことを認めた。しかし、Javaをオープンソースとして公開した場合に互換性を維持する上で複雑な問題が生じると強調。もし互換性の問題や、ブランド・ライセンス管理などの問題が解決されれば、Javaがオープンソースの道をたどることに対してSunは非常に前向きだと同氏は語った。

 「(オープンソースの目標を)達成しつつこの制約を満たすことが可能なのかどうかはSunにもIBMにも分からない」としながらも、SunはIBMとの間でこの問題について話し合いを継続すると同氏は言い添えた。→詳細記事

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