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EU、スパムとcookie規制で最終警告

欧州委員会は、迷惑メール削減とcookie規制のためのEU法を、自国の法律に組み入れていない加盟国8カ国に、2カ月以内に対応するよう最終警告を出した。(IDG)

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IDG

 欧州委員会が欧州連合(EU)加盟国のうち8カ国に対し、「迷惑メール削減とcookie規制のためのEU法を自国の法律に組み入れていない」として最終警告を出した。

 委員会は昨年11月、域内9カ国に対して最初の警告を出したが、これを受けて是正したのはスウェーデンのみだった。最終警告を受けたのは、フランス、ベルギー、ルクセンブルク、ドイツ、フィンランド、ギリシャ、オランダ、ポルトガルの8カ国。2カ月以内に対応しないと欧州裁判所で裁きを受けることになる。

 委員会は、2002年に各国が署名したEUディレクティブを徹底させるべく今後も各国に圧力をかけていく決意だとしている。

 このEU法では、EU域内でのスパム送信を禁止するとともに、ユーザーのPCへのcookieインストールに一定のルールを定めている。この規制を国内法に組み込む期限は2003年10月31日だったが、期限までに準備を済ませたのは6カ国のみだった。

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