インターネットドメイン監督組織のICANNは4月5日、米連邦地裁にVeriSignの訴えの却下を要請した。
VeriSignは今年2月、ICANNが権限を乱用し、VeriSignの新サービスを阻止したとして同組織を独禁法違反で提訴した(2月27日の記事参照)。
この訴訟では、VeriSignが立ち上げ、物議を醸したリダイレクトサービス「Site Finder」が争点の一つとなっている。
5日提出の書面でICANNは、VeriSignの申し立ての大半は独禁法違反を問うには不十分な内容だとし、訴えを退けるよう裁判所に求めている。
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