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MSとMicro Focus、メインフレームからの移行促進で提携

MSはメインフレームソフト企業と協力して、メインフレームで処理されているアプリケーションをWindows Serverに移すための基盤技術を開発する。

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 米Microsoftとメインフレームソフト企業の英Micro Focus Internationalは4月8日、Microsoft .NET技術を使ってメインフレームシステムからWindowsへの移行を促す目的で、新たな提携を発表した。

 両社提携の下、メインフレームで処理されているアプリケーションをIntelプロセッサを搭載したWindows Serverプラットフォームに移すための基盤となる技術開発に当たる。

 メインフレームのレガシー資産を新式で安価なプラットフォームに移し替えることで時間と経費の削減になるとMicro Focusは説明。IT業務を同等のWindowsプラットフォームに移せば最大50%のコストが削減できるとしている。

 同社によると、この提携に基づいて新たなMainframe Transaction Optionを備えた「Micro Focus Enterprise Server」では、メインフレームアプリケーションCICS/COBOLからWindowsへの移行が可能になる。

 OVUMのITリサーチディレクター、ギャリー・バーネット氏はMicro Focusの発表文で「既存のメインフレームアプリケーションを入れ替えではなく再利用する必要があるとの認識が企業で高まる中、コストとリスクを抑えた形でこれを実現できれば企業にとって非常に価値がある」と指摘している。

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