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SoftEtherでSCMシステム CTCと三菱マテリアルが共同展開
SoftEtherを活用したSCMシステム構築ビジネスを共同で推進する。生産拠点間で安価にVPNを構築できるのが特徴だ。
伊藤忠テクノサイエンス(CTC)と三菱マテリアルは4月12日、仮想LAN構築ソフト「SoftEther」を活用したSCM(Supply Chain Management)システム構築ビジネスを共同で推進すると発表した。生産拠点間で安価にVPNを構築できるのが特徴だ。
三菱マテリアルは、SoftEtherの商用版「SoftEther CA」を使ったSCM製品「M2S dataTube」を開発し、CTCが同SCM製品を核としたSCMシステムを販売する。月内に共同マーケティングと技術検証を開始、8月から本格展開する予定。
両社が開発・販売するシステムでは、各生産拠点のネットワークをSoftEtherで接続。生産材にICタグを取り付けて生産状況を管理する。SoftEtherを活用することで、専用ハードウェアを用意しなくても安価にVPNが構築できるとしている。
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