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光ディスクが紙でできてしまうらしい。捨てるときははさみでちょっきんちょっきん切れば情報保護できる。CDシュレッダー「記録喪失II」なども不要。もしかしたら紙用シュレッダーで細かくできるかもしれない。切り刻んだ後は燃えるごみに出せばいいという寸法だ。
そういえば、記者が学生時代に住んでいた京都には、燃えるごみの日がなかった。代わりに「家庭ごみ」という非常に大らかなくくりがあり、生ごみから紙、ゴム、プラスチック、コップ、電球、カミソリの刃まで何でもその日に捨てることができた。
分別しないのが常識だった京都から、都内に引っ越して1年。京都時代に買って「いらんかったやん!」と後悔した分別用のごみ箱が、嬉々として本領を発揮している。
ただ、慣れない分別には迷うことも多い。特に、ビニールなどの燃えないごみ素材と、紙など燃えるごみの素材が混ざっているものはどうしようか困ってしまう。ヨーグルトのパックとか、ツルツルした紙など、グレーゾーンのごみはとても多い。
ここで、「この紙素材の光ディスクは本当に燃えるごみなのか」という命題にぶち当たる。紙素材が51%以上だというから“燃えるごみ説”が優勢な気はする。しかし、紙製の芯材をフィルムでサンドイッチしているらしいから、フィルム部は燃えないごみになるんじゃなかろうか。そうだ、フィルムを紙からはがして燃えないごみにし、芯の部分は燃えるごみにすればいいに違いない。いや待てよ、はがす時に、紙にフィルムの部分がちょっとだけ残ってしまったらどうすればいいんだ……。
まだ製品化もされていないのに、延々悩んでしまった。
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