北米大企業、IT予算増額の兆し
米Forrester Researchは5月10日、北米の大手企業のIT意思決定者870人以上を対象とする最近の調査で、2004年は2.4%のIT予算拡大が見込まれていることが分かったと発表した。この割合は半年前の見通しから1.7%のアップ。
特にコンサルティング、運輸、建設、金融、保険の各業界でIT支出拡大機運が強く、前年比で約4%の予算拡大が見込まれている。企業はこれらの予算を、セキュリティ、アプリケーション、PCなど中核技術のアップグレードに費やす見通し。顧客情報管理やモバイルネットワーキングへの投資を検討しているところも多いという。
顧客情報への関心は引き続き高く、中でも導入機運が高いのはポータル(61%)、コンテンツ管理(56%)、ビジネスインテリジェンスソフト(48%)となっている。
82%の企業がVPNを本格運用しており、54%がパーソナルファイアウォールを導入済みだが、回答者の半数以上は、これら技術の導入をさらに増やす計画。また、向こう1年間に無線LANの実装をさらに増やすと回答した企業が60%に上った。
米企業改革法の制定などを受け、エンタープライズアプリケーションへの支出も拡大している。30%の企業が規制遵守のためにERP支出を増やしている。一方、調達、サブライチェーン管理、CRMなどのエンタープライズアプリケーション導入機運は横ばいだった。
製造・小売・卸売分野を中心に31%の企業が、1年以内にRFID導入を拡大するとしている。またこれらの企業は、ビジネスインテリジェンスソリューションの導入を増やそうとしている傾向がほかの企業よりも高い。
また大企業の38%は、今年、所有するPCの4分の1以上をリプレースする計画だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
2
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
3
GMO、不正アクセス実行犯の手がかりに懸賞金 1億5000万円規模
-
4
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
5
GMO、攻撃者の公開情報に「アクセスは絶対に控えて」 悪質な拡散者には法的措置を準備
-
6
Google、プライバシーポリシーに「Gmail」「Googleフォト」のデータを広告に使う例外を追加 回避方法は
-
7
メアドを検索→AIで“その人専用フィッシングメール”を生成する手法、クリック率が約2.7倍に 7000人以上で実験
-
8
「自分の個人情報が漏えいした……どうすれば?」 IPAが対処法公開
-
9
タイムズカー、お見舞金3000円の算定基準は? パーク24に聞いた
-
10
GMO不正アクセス、犯人側は「27日に顧客のPC攻撃」予告 GMOが端末回収、ホワイトハッカーが解析中
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR