米Hewlett-Packard(HP)とMicrosoftは5月24日、カリフォルニア州サンディエゴで開催のMicrosoftのカンファレンスTechEd 2004で、ハードウェアセキュリティソリューションの販売・製造で合意に至ったと発表した。
Microsoftの「Internet Security & Acceleration Server(ISA Server)2004」を搭載したHPのサーバ「HP ProLiant DL320 Firewal/VPN/Cache Server」が今年7〜9月期に発売される。
また両社は、Microsoftのソフトに対応した「HP ProtectTools Suite」の発売も発表した。
ISA Server 2004はWindows Server Systemシリーズの一製品で、アプリケーション層ファイアウォール、VPN、Webキャッシュの機能を提供する。Standard Editionが7〜9月期にリリース予定で、価格は、1サーバ最大4プロセッサの利用でプロセッサ当たり1499ドル。
Microsoftはこの日、ISA Server 2004搭載のハードウェアセキュリティソリューション提供で合意に至ったアプライアンスメーカーを発表した。HPに加えてCelestix NetworksがISA Server 2004ベースのファイアウォール/VPN/Webキャッシュ製品の投入を計画している。またNetwork Enginesは、同ソフト採用のファイアウォール製品を発売する予定という。
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