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IBM、ストレージ仮想化ソフト新版発表

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 米IBMは5月25日、ストレージ仮想化ソフトの新版「TotalStorage SAN File System(SFS)V2.1」を発表した。さまざまなベンダーの製品が混在する複雑な環境に対応できるよう、IBM以外のシステムもサポートしたのが特徴。

 IBMによれば、SFSではサーバ間でストレージリソースを共有する効率を高め、ファイルをコピーする必要をなくすことで、インフラに必要なストレージ容量削減につなげることが可能。ストレージとデータ管理作業のためのアプリケーションダウンタイムも縮小され、アプリケーションの可用性が高まるとしている。

 2.1ではIBMの製品に加え、EMC、Hewlett-Packard、日立製のSANストレージデバイスに対応。OSはRed Hat Linux Enterprise Server 3.0、Sun Solaris 9に新たに対応した。

 管理用のユーザーインタフェース強化など、可用性とセキュリティ面の機能強化も図られている。6月29日に提供開始の予定。

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