NTTコミュニケーションズはこのほど、5月31日に発生した電源障害(関連記事参照)をうけ、全国約70カ所にある通信施設の電源設備を1カ月以内に総点検すると発表した。分電盤やUPSなどのシステムを二重化し、施設の空調設備も見直すほか、サービス系装置を分散収容するなどして信頼性の向上を図る。
また、今回の電源障害の原因は、分電盤のマグネチックコンタクターが何らかの原因から開いたためだという。その原因については調査中だとしている。
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