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取材の最後は小間物ブースでキワモノと遭遇した:今週はCOMPUTEX TAIPEI 2004で右往左往した(2/2 ページ)
「COMPUTEX TAIPEI!」と問われれば「キワモノ!!」とすぐに答えが返ってくる、ということではないけれど、「Components & Parts Area」には、細かいブースがワサワサガサガサとひしめき合っていた。
ケースインジケータは多機能フルカラーの時代に突入。JSP-TECHのケースインジケータはHDD、CD-ROM、ネットワークのアクセスとCPU、HDD、システムの温度を表示だけでなく、フルカラーの大きなLEDでアニメーション表示までこなしてしまう。日本での販売は未定だが「日本のメーカーからの引き合いは多い」ということなので、まもなく日本のショップにも登場するだろう
いまショップで注目の派手な3連メーターを供給しているCoolerMasterは、「でかい」ボリュームメーターを取り付けたPCケース「Cavalier」を一押ししていた。一つしかない大きなアナログメーターはブルーのLEDで光り輝くボリュームインジケータ。3連メーターほどの派手さはないものの「これはAVを楽しむホームシアターPCのためのケース。音楽を聴くときは派手なメーターは邪魔になるでしょ」(CoolerMasterアカウントマネージャー ジョディ・チェン氏)
IO Master Technologyで展示されていたケースインジケータラインアップも多数展示されていた。このベンダーの名前を聞いたことがないユーザーもいると思うが、日本にも製品を供給しているので製品をショップでもよく見かける機会が多い
中央に写っているウィルソン・テイ氏が「よーし、俺が規格をクリアさせて日本で売ってみるよ」と張り切っていたので、そのうちショップの店頭で見かける可能性あり。じつはこの3人とも別なブースのスタッフ。五日間も一緒に並んでいるとこんな感じで「お友達」になってしまうのが小規模ブースの面白いところ。大手ブースのようにライバルをけん制する雰囲気とはずいぶんと違うようだ
そのテイ氏はSONDYO COMPUTERというベンダーで日本でも流通している「光るキーボード」などを開発販売している。今年のキーボードは電話が着信したらキートップが光のアニメーションで知らせてくれる機能を盛り込んだもの。「台湾発の光り物」オーソリティであるテイ氏は今年の光り物グッズの減少傾向について「ただコピーしたものを売っていたところは消えていった。常に新しいアイデアを考えられるものだけが残っていく」と語ってくれた
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