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ディスプレイを超える3D:産業用バーチャルリアリティ展(2/2 ページ)
東京ビッグサイトで産業用バーチャルリアリティ展(IVR)が開幕。ディスプレイの枠を超えた3D表示システムなど、最先端のバーチャルリアリティ技術が紹介されている。
フォトレポート
映像が3Dなら音も3Dに
映像と連動した音場を再現する豪Lake Technology製「Huron」。音場の3次元化には音再生の遅延がネックになるが、同社独自のLake Convolution技術によりこの問題を解決したという。日本ではローランドがこうした技術を手掛けていたが、既に撤退。同社の独占になっているもよう
忠実に色を再現する3Dスキャナ
テクノドリーム21が開発した「SRサンプラー」は、光源を変えつつ、対象物を全方位から静止画として1万枚撮影。従来の3Dスキャナは、形状を抜き出すことをメインに据えており、色情報は取り込んだ後、マシンで計算して加えていたという。同社のシステムは、色合いを忠実に再現できることから、重要文化財のデジタルアーカイブ作成などに利用されているという
霧に浮かぶ映像
加湿器から発生させた水蒸気にプロジェクター映像を映す「FOG SCREEN」。科学館や博物館で導入が進んでいる。「ムーミンの国」フィンランドからやってきたという。やはりサウナで思い付いたのだろうか……
目がよくなる3D
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