グレープシティ、Word文書から6種類のヘルプファイルを作成可能なソフトを発表
グレープシティは6月17日、Microsoft Word文書からさまざまなタイプのヘルプファイルを作成可能なソフト「Doc-To-Help 7.0J」を発表した。8月下旬から発売予定。
グレープシティは6月17日、Microsoft Word文書からさまざまなタイプのヘルプファイルを作成可能なソフト「Doc-To-Help 7.0J」を発表した。8月下旬から発売予定。
同製品は、Microsoft Word文書からヘルプファイルを作成できるソフトウェアで、1つのウインドウ上で、スタイルの設定、コンパイルなどの作業が行えるようになっている。隠し文字や脚注の埋め込みなど、従来の煩雑な作業を必要とせず、段落スタイルや文字スタイルなどMicrosoft Word文書の書式設定をカスタマイズするだけで、高品質なヘルプを作成できる。
作成可能なファイル形式は、WinHelp、HTML Help(.chm)、標準HTML、Microsoft Help 2.0、JavaHelpTM、印刷マニュアルの6種類。
同バージョンから、Microsoft Help 2.0に対応したほか、Word文書もOffice 2003のものに対応している。
製品は、Standard版とProfessional版の2種類が用意されている。Standard版でヘルプ作成に必要な機能は網羅しており、Professional版では画像に対してホットスポットを設定できるほか、テンプレートなどが用意される。
同社では、「アプリケーションはドキュメントも含めてはじめて完成品となる」とし、味気のないテキストファイルではなく、この部分も作りこむべきと話している。
動作OSは、Windows 98/Me/NT 4.0/2000/XP/Server 2003。
価格は、Standard版が6万3000円、Professional版が8万4000円。Standard版からProfessional版に乗り換える場合は差額のみでアップグレードも可能にする予定だとしている。
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