マイクロソフトは6月21日、今夏にリリース予定のWindows XP Service Pack 2(SP2)の日本語版正式名称を「Windows XP Service Pack 2 セキュリティ強化機能搭載」にする、と発表した。同日から個人ユーザー向けにRC2版のダウンロード公開を始めた。
SP2では、修正プログラムなど従来のサービスパックの内容に加え、ウイルス対策などセキュリティ関連機能が大幅に強化される(関連記事参照)。このため正式名称でもセキュリティ強化をアピールしていく方針だ。つまりPCメーカーのカタログなどでは「『XP SP2セキュリティ強化機能搭載』搭載」などと表記されそうだ。
既に3月30日に開発者向けにRC1を公開していたが(関連記事参照)、RC2は熟練PCユーザーも対象に追加。幅広くフィードバックを受け付ける。
ダウンロードは同社サイトから。開発段階のため、適用の際は別途評価環境を用意するよう勧めている。
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