市場調査会社NPD Groupが6月23日発表した4月の家電小売価格調査報告書によると、米国で販売されている家電製品の平均価格は下落傾向が続き、前月比で2%低下した。
調査対象となっているのはテレビ、PC、カメラ、メディアプレーヤーなどよく売れている家電上位27種類。うち19種類の製品で前月に比べて価格が下がり、1台当たりの平均価格は262ドルとなった。
金額ベースで最も値段が下がったのはプラズマテレビとリアプロジェクションテレビで、いずれも前月に比べて約40ドル下落。デスクトップPCとノートPCも値下がりし、ノートPCは前月の値上げ分を相殺、デスクトップPCは昨年11月以来の下落幅を示した。
下落率ではDVDレコーダーの9.9%減が最も大きく、パーソナルCDプレーヤーが7.2%減、デスクトップPCが5%減などとなっている。
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