Linuxデュストリビューターの仏Mandrakesoftは7月9日、自社のLinux製品が仏設備省に採用され、MicrosoftのWindows NT搭載サーバ1500台をMandrakelinux Corporateサーバに入れ替えるプロジェクトが進んでいると発表した。
同社の発表によれば、プロジェクトのニーズに合わせ、Mandrakelinux Corporate Serverを基盤とした専用版のLinuxを2種類開発。サーバ移行プロジェクトは設備省IT中央管理局の主導で昨年11月にスタート、2005年末までかけて仏全土のオフィスに行き渡らせる。
今回の大規模プロジェクトは、公開標準に基づく技術の推進、市場の競争促進、ITコストの削減を図るという仏政府の方針に沿ったものだとMandrakesoftは説明している。
Mandrakesoftは今年に入り、破産法の保護下から脱却している(3月31日の記事参照)。
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