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花形から裏方へ――NECのPC事業を支える群馬事業所(2/3 ページ)
NEC製デスクトップPCの開発・生産拠点だった群馬事業所が、修理・サポートの拠点に変わって2年が過ぎた。開発者という花形の職に就いていた従業員の中には当初、モチベーションの低下も見られたというが――。
群馬事業所で修理された製品の情報は、開発部隊に毎日送られ、製品開発に生かされる。昔とった杵柄で、群馬事業所から故障の多い設計個所に対して改善案を出すこともあるようだ。
従業員教育、修理ライン構成・フロアレイアウトの効率化、成績優秀者への報奨制度――。さまざまな手を打って作業効率を上げた結果、従業員1人が1カ月にさばける台数は、2年前と比べてほぼ2倍の140−150台になった。教育が進んで戦力になる従業員も増え、当初は群馬・埼玉といった全国7%の地域からしか修理の申し込みを受け付けていなかったが、今では東日本ほぼ全域に当たる50%から受けている。
「リフレッシュPCは通常のPCと食い合わない」
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