シャープは7月28日、亀山工場(三重県亀山市)の第2期大型液晶生産ラインが予定通り8月に稼働すると発表した。マザーガラス投入能力が約2倍弱に拡大する。
1500×1800ミリ(第6世代)の大型マザーガラスを処理する同社液晶事業の基幹工場。1月に稼働開始した第1期ラインの月1万5000枚に第2期の同1万2000枚を合わせ、投入能力を2倍弱に強化。TV向けのおう盛な需要に対応する。
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