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不具合にメール200通が殺到――「GREE」開発者の苦労
先週はソーシャルネット「GREE」の記事がトップアクセス。ユーザーは増え続けるが、スタッフは田中さん一人のままだ。
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GREEのユーザー数がすごい勢いで増えている。記事を掲載した7月30日には7万1364人だったのが、3日たった今日、7万3149人に。指数関数的に伸びるとはこのことだ。
ユーザーが何万人増えても、サービス提供者は田中良和さん一人。開発に、バグフィックスに、サポートにと毎日大わらわだ。
サーバが落ちるなど不具合が起こると大変。「以前、友達の家でごはんを食べていたら、ユーザーから『今サーバ落ちてる』と電話がかかってきて。急いで帰って直したんだけど、1時間しか落ちてないのにサポート宛てメールが200通くらい来てて、あわてて返信した」(田中さん)なんてこともあった。
サポートだけでも手伝ってくれる人はいないのか聞いてみると、「『サポートが快感!』という人がいて、趣味でやってくれればいいんだけど、そんな人、なかなかいないから」一人でやり続けていると笑う。
そんな苦労を支えるのは、GREEが世の中にとって意味のあるサービスだという確信だ。「ユーザーの数は、僕の考え方に共感してくれた人の数」(田中さん)。7万人の共感者を励みに、田中さんは今日もGREEを続ける。
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