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エルピーダ、転送速度2倍のモバイル用DRAM

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 エルピーダメモリは8月2日、高速かつ低消費電力な携帯機器向け512MビットDRAMの量産を始めた。

 0.11μメートルプロセスの16ビット256MビットDRAMを、9×13ミリのFBGAパッケージにMCP構造で封入。転送速度を2倍に高めた32ビット幅(100MHzで毎秒400Mバイト)の512Mビットメモリとして、携帯機器やデジタル家電で高密度実装が可能になる。

 1.8ボルトで駆動し、さらに独自の低消費電力化回路により、同容量・同プロセスのSDRAMに比べ動作電力で半分、セルフリフレッシュ電流で10分の1以下に抑えた。デジタルカメラでは主流の3.3/2.5ボルト品から置き換えることで低消費電力化が可能だ。

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