ライブドアは9月16日、プロ野球への新規参入について具体的な計画を発表した。新球団は仙台市を本拠地とする方針。楽天も同日、三木谷浩史社長が参入方針を正式に表明した。
ライブドアは来シーズンからの参入を目指して14日、100%出資の新会社「ライブドアベースボール」(資本金1億円)を設立した。登記上の本店所在地は大阪府中央区内だが、今月下旬に仙台市に移転する予定。社長には堀江貴文社長が就任した。
保護地域は宮城県とし、同県と仙台市が承認済みとしている。サッカーJ2チームのベガルタ仙台と連携し、同市内でスポーツ人気を高める計算だ。
チーム名は年内に、監督は10月末までに決める予定。選手は、オリックスブルーウェーブと近鉄バファローズの統合新球団からプロテクトされなかった選手を優先的に確保したいとしている。また11月のドラフト会議にも参加意向を表明している。
楽天は神戸市を本拠地に希望し、来シーズンからの参入を目指している。三木谷社長はサッカーJ1チームのヴィッセル神戸の経営に参加している。
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2月から近鉄に買収提案していたというライブドア。会見を開いて買収への“本気度”をアピールし、売名行為ではという憶測を否定した。
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