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ソニー、「スゴ録」に1チップMPEGコーデックLSIを搭載
自動チャプター作成機能など、「スゴ録」新製品の新機能に貢献する新LSI。ソニーは半導体が商品付加価値を高めるカギになると見ている。
ソニーは、9月15日に発表したHDD&DVDレコーダー「スゴ録」の新製品(関連記事参照)に、新開発した1チップMPEGコーデックLSIを搭載する。半導体技術が商品付加価値を高めるカギになると見ており、技術開発を加速させる。
新LSI「CXD4702GB」は、MPEGエンコーダとデコーダを1チップに集積。CPUとメモリも内蔵し、追いかけ再生を高画質でリアルタイムに行える。ATAコントローラやノイズリダクションも内蔵した。製造プロセスルールは90ナノメートル。
またスゴ録新製品の特徴となる(1)可変ビットレートの拡大による「ダイナミックVBRダビング」、(2)適応型ノイズリダクション「DマトリックスNR」、(3)画像の特徴点を検出して自動でチャプターを作成する「おまかせチャプター機能」──に同チップが貢献している。
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