Microsoftは9月29日、インドで来年初頭から廉価版の「Windows XP Starter Edition」を提供すると発表した。
Starter Editionは、IT途上国のPC初心者向けに機能を絞った廉価版Windows。これまでにタイ、マレーシア、インドネシア、ロシアで導入されており、インドは5カ国目となる。
インド版はヒンディ語のインタフェースを備え、ヘルプやトレーニングなどのリソースもヒンディ語で提供。同日ニューデリーで開いた記者会見ではAcer、HCL、HP、WiproなどのOEMやAMD、Intelが支持を表明したほか、インドのIT大臣も出席した。
Starter Editionを搭載した低価格のデスクトップPCは、インドでOEM各社から来年初頭に投入される予定。Microsoftは今後数カ月かけ、インド政府やOEMと協力して流通の仕組みの詳細について詰める方針。価格は数週間以内にOEMとディストリビューターに知らせるとしている。
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