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固定電話のコンセントは抜きっぱなしだ

NTT東西が固定電話の回線使用料を値下げしたという記事に注目が集まった。

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 いつも一番に抜くのは、固定電話の電源コンセントだ。

 一人暮らしを始めた7年前、7万2000円の加入権料を払って固定電話に加入した。当時、携帯電話も電子メールもそれほど普及しておらず、固定電話は重要な連絡手段。もちろん、電源コンセントを抜くなんて考えられなかった。

 ところが今、記者は頻繁に電話のコンセントを抜いている。部屋にコンセントの差込口が少ないので、携帯電話の充電時、一番使わないコンセントと差し替える必要があるからだ。

 携帯電話の充電が切れると困る。PCやDVDレコーダーも抜くと困るが、固定電話は電源が入っていなくても全く困らない。固定電話はADSL用に仕方なく加入しているだけで、通話用にはもう使っていないからだ。

 先日、ソフトバンク系の日本テレコムが「おとくライン」で固定電話の基本料を下げると発表すると、KDDIも同様なサービスのスタートを発表。そしてNTTもとうとう、基本料金を値下げに踏み切った。記者にとってはADSL用回線でしかない電話。基本料金が下がるのはありがたい。

 またNTTは、加入時に7万2000円かかる施設設置負担金(加入権料)も、段階的な廃止を検討しているとされる。ほんの7年前に払った7万2000円。1ユーザーとしてはこれが一部でも返ってくるのかが心配だが、廃止ともなれば加入権料の取引業者や借金の担保、会社資産など広範な影響が出そうだ。

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