マイクロソフトは10月14日、無料Webメールサービス「MSN Hotmail」のユーザーが、リニューアルから3カ月で30万人増えたと発表した。全体では520万人を超え、国内最大規模の無料Webサービスになったとしている。
リニューアルは6月24日に発表し、無料サービスのメールボックス容量を2Mバイトから250Mバイトに拡大したほか、スパムフィルタなどを追加した(関連記事参照)。国内独自のブログサービス「MSNスペース」のスタートもHotmailの利用機会を増やした。
同日、Hotmail担当者が直接記すブログ「Hotmail戦記」をMSNスペースで公開。Hotmailについての情報などを公開し、ユーザーからのフィードバックを受け付ける。
Hotmailでは、「個人情報保護のため」として30日間一度も使われなかったアカウントは消去する。このため総数として公表した数字は、1カ月に一度は使っているアクティブユーザーだとしている。
ただアカウント消去システムについて、MSNはユーザーが不便だと感じていることを認識しており、解決策を検討中としている。
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