「TSUTAYA」を展開するCD/DVDレンタル最大手のカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)と楽天は10月28日、両社ポイントサービスの相互交換を11月1日から始めると発表した。
「野球以外の話をするのは久々」と苦笑した三木谷浩史・楽天社長(左)。CCCの増田宗昭社長は「妻は楽天のヘビーユーザー、20歳の息子はTSUTAYAのヘビーユーザー。ポイント交換はこれをつなぐということ」と提携のねらいを話す
TSUTAYAの「ティーポイント」と、楽天の「楽天スーパーポイント」を相互交換できる。交換比率は1:1だが、最低1000ポイント以上で100ポイント単位となる。
TSUTAYA会員は1883万人。ティーポイントはコンビニエンスストアのローソンやガソリンスタンドの「ENEOS」など合計約2万2300店舗でも貯めることができる。楽天の会員は約700万人。TSUTAYA会員は20歳代、楽天ユーザーは30−40代が中心で、提携でユーザー層を補完し、新規ユーザーの獲得につなげる。
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