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「Blue Gene/L」国内民間1号機はニイウス
ニイウスは、IBMのスーパーコンピュータ「Blue Gene/L」を12月に導入する。国内民間企業の商用目的の検証用としては第1号となる。
ニイウスは11月19日、米IBMのスーパーコンピュータ「Blue Gene/L」を12月に導入すると発表した。国内民間企業の商用目的の検証用としては第1号となる。
ニイウス本社内のグリッド・オートノミックコンピューティングの検証施設に設置し、金融分野や医療分野など大規模演算能力が必要なシステムの実機検証に活用する。
国内では、独立行政法人・産業総合研究所が来年2月に導入する計画。
Blue Gene/LはIBMが開発中のスカラー型スーパーコンピュータ。今月発表された性能ランキング「Top500」で、NECの地球シミュレータを抜いてトップになった。
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