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米審議会、ストックオプション費用計上規定発行

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 米財務会計基準審議会(FASB)は12月16日、米企業にストックオプションの費用計上を義務付ける新規定、FASBステートメント123号(2004年修正版)を発行した。

 米大手公開企業は、2005年6月15日以降に始まる会計期間(四半期含む)から、この規定に従って財務諸表を作成することが義務付けられる。これまでは、企業が従業員に付与したストックオプション(自社株購入権)は、財務諸表の脚注表記で済ますことができた。

 ストックオプションを多用する米ハイテク業界は、費用計上の義務化に反対してきたが、FASBは、この費用を財務報告書で明確にすることで、「より完璧かつニュートラルな財務情報が投資家に伝わる」としている。

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