シマンテック、PCリモートコントロールソフト「pcAnywhere」最新版を発表
シマンテックは、同社PCリモートコントロールソフトの最新版「pcAnywhere 11.5」を発表した。
シマンテックは1月13日、同社発売のPCリモートコントロールソフト「pcAnywhere」の最新版「pcAnywhere 11.5」を発表、1月20日より順次発売する。価格はホスト版・新規ライセンス単価で7400円より。
pcAnywhere 11.5は同社開発の汎用PCリモートコントロールソフトの最新版で、主な改良点としては対応OSの拡張とセキュリティ機能の強化などがなされている。
複数のOSを扱うヘルプデスクやサーバサポートなどにも対応、Windowsシステムのみならず、Linux、Windows Pocket PC、Pocket PC Phone EditionなどのOSから、共通のインタフェースでさまざまな機器のリモート管理を行うことができる。
セキュリティ機能としては、本バージョンにて機密情報を扱う政府機関や多くの金融機関が機器調達の際の条件として義務付けている、FIPS 140-2認証を取得したAES暗号化(暗号化強度256ビット)を新たに採用。ホストアドレスを指定してのブロッキングや、デフォルト状態でのログイン情報の暗号化、RSA SecurID認証を含む13種類の認証方式への対応といったさまざまなオプション機能をサポートしている。
モバイル機器への対応も進み、Windows Pocket PCおよびPocket PC Phone Edition機器からWiFi、モバイルカード、Bluetoothなどのワイヤレス方式を含む、あらゆるTCP/IP接続を通じてリモート管理を行うことが可能となっている。
pcAnywhere 11.5のパッケージと価格例は以下の通り。
製品構成 | パッケージ形態 | 価格 |
Symantec pcAnywhere 11.5 ホスト&リモート(コンプリート版) | 標準パッケージ | 1万7640円(税込み) |
新規ライセンス単価 | 1万2800円(10-24ライセンスの場合) | |
Symantec pcAnywhere 11.5 ホスト版 | 標準パッケージ | 1万1340円(税込み) |
新規ライセンス単価 | 7400円(10-24ライセンスの場合) |
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