米国の有料ダウンロード利用者、1年で倍増

iTunes Music Storeをはじめとするオンラインによる音楽販売は順調に伸びており、ファイル交換の利用率は低下していることが調査で明らかになった。

[ITmedia]

　市場調査会社Ipsos-Insightが2月10日発表した調査によると、昨年12月中に米国でインターネットから音楽／MP3ファイルをダウンロードしたユーザーのうち、料金を支払ったのは半数近い47％に上った。

　この調査は米国の12歳以上のユーザーを対象に実施。ダウンロードに料金を支払う割合は、2003の前年の22％に比べると倍増、2002年に比べると5倍に増えている。

　有料ダウンロードとファイル交換のユーザーが初めて11％で同率になったことも判明。これは、有料ダウンロードが普及する一方で、ファイル交換の利用率が過去2年で徐々に低下していることによると分析している。