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“ECの目利き”としてのアフィリエイター

アフィリエイトだけを集めたサイトが人気を呼んでいる。膨大な商品の中から、いいものを厳選する“目利き”としての役割が期待されている。

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 Webサイトオーナーの小遣い稼ぎの手段というイメージだったアフィリエイトサービスだが、アフィリエイトリンクだけを集めたサイトの人気が高まっている。アフィリエイトサイトは、“ECのセレクトショップ”として利用され始めているようだ。

 先週の記事で紹介した、月30万円を稼ぐ主婦アフィリエイターkaboさんが運営する「ぷっち・も〜る」は、膨大なアフィリエイトリンクの中から主婦にぴったりの商品を選び出して見やすく掲載するサイト。主婦向け商品を厳選したセレクトショップと言える。

 玉石混淆のECサイト商品の中から本当に欲しい商品を見つけ出すのは骨の折れる作業。信頼できる、センスのいいアフィリエイトサイトさえ見つけておけば、自分に合った商品を最小限の労力で見つけることができる。

 ECサイトにとってもアフィリエイターの存在は大きい。楽天市場の売り上げのうち、約3割がアフィリエイトサービス「楽天アフィリエイト」経由。この割合は今後伸ばしていきたいという。

 野村総研の調べによると、2004年度の国内B2C EC市場は2兆8800億円。2009年度には5兆5100億円と、倍に伸びる見通しだ。市場が大きくなるにつれ商品も増え、今まで以上に探しにくくなる可能性は高い。“目利き”役として、アフィリエイターの役割の重要性は高まりそうだ。

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