速報
Firefoxのシェア拡大が鈍化
米国のブラウザ利用シェア統計によると、Firefoxのシェアの伸びがやや鈍化している。一方IEのシェアは引き続き低下し、90%台を割り込んだ。
Web分析会社WebSideStoryが2月28日発表した米国のブラウザ利用シェア統計で、Firefoxのシェアの伸びに鈍化傾向が示された。Firefoxのシェアは過去5週間で0.74ポイント、その前の6週間で0.89ポイント拡大。しかしFirefox 1.0のリリースと重なる11月5日から12月3日にかけて1.03ポイント伸びたのに比べると、ペースがやや落ちている。
米国内の全OSに占めるInternet Explorer(IE)の利用シェアは、前月の90.28%からさらに低下して2月18日現在で89.85%と、90%台を割り込んだ。Firefoxのシェアは5.69%(前月は4.95%)、Firefox以外のNetscape/Mozillaブラウザは2.47%(同2.64%)、それ以外は1.9%(2.06%)。
Windowsだけに限ると、2月18日現在のIEのシェアは92.2%で前月の92.72%から微減。Firefoxは4.78%から5.47%に増えた一方、Firefox以外のNetscape/Mozillaブラウザは2.24%から2.09%に、Operaは0.19%から0.18%に減っている。
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