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政治ニュースはラジオよりもネットでチェック――米調査

昨年の大統領選に関する情報源はネットだとした人は28%と、ラジオの17%を大きく上回った。

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 昨年の米大統領選挙では政治ニュースのチェックや政治活動にインターネットが積極利用され、主要情報源としてラジオよりもネットを挙げるユーザーが上回ったことが、非営利組織Pew Internet and American Life Projectが3月6日発表した報告書で明らかになった。

 この調査は昨年の大統領戦終了後、米国の成人を対象に実施された。それによると、成人の37%、ネットユーザーの61%が、政治ニュースや情報のチェック、候補者や争点についての論議、候補者支援などの政治活動にインターネットと電子メールを利用した。

 政治ニュースをオンラインで見る人の割合は、前回の2000年の大統領戦では18%だったのに対し、昨年は29%と大幅に増えた。

 ネットユーザーのうち、大統領戦に関するニュースの主要情報源としてネットを挙げた人は28%で、ラジオの17%を大きく上回った。さらに、ブロードバンド利用者に限るとインターネットを政治ニュースの主要情報源として挙げたユーザーは38%に上り、新聞の36%をしのいでいる。

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