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QUALCOMM創業者、CEO職を息子に委譲

QUALCOMMの創業者、アーウィン・マーク・ジェイコブス会長兼CEOは、CEO職を息子に委譲する。

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 米QUALCOMMは3月8日、ポール・E・ジェイコブス氏(42)をCEOに、スティーブン・R・オルトマン氏(43)を社長にそれぞれ昇格させる人事を発表した。取締役会が全会一致で承認、年次株主総会での了承を経て7月1日付で就任する。

 ポール・ジェイコブス氏は、現会長兼CEOを務める創業者のアーウィン・マーク・ジェイコブス氏(71)の息子。アーウィン氏は会長職にとどまり、今後もQUALCOMMの経営に積極的にかかわっていく意向。現社長のトニー・ソーンリー氏(58)は退任予定。

 アーウィン氏は「QUALCOMM創業20周年が近づく中、私のCEOの役職を引き継ぐ潮時だと考えている」との談話を発表。取締役のマーク・スターン氏は「本日発表した委譲計画により、QUALCOMM創業者である現会長から引き続き貢献を受けながら、有能かつ実績のある経営陣へと円滑に移行することが可能になる」とコメントしている。

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