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有料コンテンツ支出額、エンターテインメント出費が激増

米国で有料オンラインコンテンツに費やされた総額が前年より14%増えた。筆頭は出会い系だが、音楽ダウンロード販売も激増している。

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 Online Publishers Association(OPA)が3月10日発表した統計によると、米国のコンシューマーが昨年1年間で有料オンラインコンテンツに費やした額は総額18億ドルとなり、前年から14%増えた。

 コンテンツの分野別支出額を見ると、筆頭は昨年に引き続き出会い系/デートコンテンツで、前年から4.4%増えて4億6950万ドル。2位にはエンターテインメント/ライフスタイルが進出、支出額は4億1350万ドルで、前年比90%の激増となった。音楽ダウンロード販売の人気が大きく後押しした形。

 エンターテインメントに押されて3位に後退したビジネス/投資コンテンツは3億1290万ドルで、6.3%ダウンした。このほかゲーム(21.8%増)、スポーツ(38%増)などの伸びが目立った。

 10〜12月期中に有料オンラインコンテンツを利用した米国の消費者は1900万人で、前年同期より260万人増えた。有料コンテンツの利用率は過去最高の11.6%に拡大、ネットユーザー増加率をしのぐ勢いで伸びているという。

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