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携帯音楽プレーヤー市場は拡大傾向、人気モデルはフラッシュタイプに

BCN総研によれば、携帯音楽プレーヤー市場は、堅調な需要により引き続き拡大傾向にあるという。しかし、タイプ別販売数量構成比を見ると、需要の中心はこれまでのHDDタイプからフラッシュメモリタイプへ移行していることがわかる。

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 BCN総研はこのほど、携帯オーディオプレーヤー市場の動向を発表した。携帯オーディオプレーヤー市場は、堅調な需要に支えられ、引き続き拡大傾向で推移しているという。全国のPC専門店と家電販売店17社の計1533店舗における日次販売データ「BCNランキングデータ」をまとめたもの。

 タイプ別の販売数量構成比を見ると、昨年9月の時点ではアップルの「iPod」などに代表されるHDDタイプがほぼ半数を占めていた。だが今年2月にはフラッシュメモリタイプが過半数を占めるようになり、HDDタイプは4割を下回った。1月にアップルが「iPod shuffle」を投入したことが大きく影響しているようだ。

 フラッシュメモリタイプの市場は、これまでRio JapanとiRiverの2強体制で推移していたが、アップルの参入で3強体制に。シェアは依然として先行2社が上位を維持しているが、アップルとの差は縮まってきており、今後のシェア争いは激化するだろうと予測している。

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