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薄れゆくネットとリアルの境界News Weekly Access Top10(2005年3月20日−3月26日)

ライブドアや楽天といったネット企業が連日、一般ニュースのトップを飾っている。BlogやSNSの流行も、ネットとリアルの境界を薄れさせ始めた。

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 ネット企業が一般ニュースのトップを飾り続けている。ライブドアによるニッポン放送買収劇は、連日、新聞やTVで報道されて注目を浴びている。楽天傘下の新生球団は、開幕戦に勝利してファンを沸かせ、翌日に0-26という大敗を喫してスポーツ紙1面を飾った。

 数年前までは厳然と存在したネットと現実社会の境界が、最近、急速に薄れはじめてきたように感じる。2ちゃんねるのやりとりを書籍化した「電車男」はベストセラーとなり、ネットが一部マニア専用のツールだった時代は終えんを迎えつつある。

 現実社会とネットをシームレスにつなぐソーシャルネットワーキングサイト(SNS)の流行も、そういった動きを象徴する。SNSを通じて人々は知り合い、ネットとリアル両方で関係を深めていく。

 専門知識不要で簡単に情報発信できるBlogも、ネットと現実社会との接点を広げている。行方不明の女児・羽田つぐみちゃん(11)に関する情報を求めて母親が作成したBlog「つぐみ、どこにいるの?」は、3月28日午後9時半現在、3815件のトラックバックを集めている。ネットで情報を知った人々が、現実社会でつぐみちゃんを探し出してくれることを願ってやまない。

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