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松下とLG、PDP特許紛争で和解 クロスライセンス締結
両社はPDP技術のクロスライセンス契約締結で合意。PCやDVD規格に関するクロスライセンスも締結するなど、他分野での提携も進める。
松下電器産業と韓国LG電子は4月4日、PDP特許に関して相互に提起していた訴訟や仮処分申請をすべて取り下げ、和解することで合意したと発表した。両社はPDP技術に加え、PCやDVD規格に関するクロスライセンスを締結。他分野での提携の可能性も模索する。
松下は昨年11月、同社のPDP特許を侵害されたとして、LG製PDPの日本国内輸入差し止めを申請し、東京税関が受理。LGは対抗措置として同月、松下の韓国法人に対して特許侵害差し止めと損害賠償を求める訴訟を提起。韓国貿易委員会に松下製PDPの輸入・販売を差し止めを求める仮処分申請を行い、受理されていた。
両社は「係争を早期に解決できたことを歓迎する」とコメント。協業テーマ拡大を検討する委員会を設置し、継続的な協力関係を築くとしている。
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