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米でiPodが本格普及、ダウンロード販売けん引へ――JupiterResearch調査

米国内のMP3プレーヤー出荷は今年、前年比35%増となる見通しだ。AppleのiPodの独占状態で、デジタルダウンロードストアの普及をけん引している。

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 調査会社米JupiterResearchが4月13日発表した報告書によれば、米国内のMP3プレーヤー出荷は今年、前年比35%増の1820万台に達する見通しだ。2010年まで年率10%強の伸びを示し、2004年の1620万台から、2010年には5610万台に達すると予想している。

 この分野はAppleのiPodの独占状態となっており、今後も中期的にはiPodが独占的に伸びるだろうと同社は予想。JupiterではiPodの成功を主因として短期見通しを引き上げたが、2007年にはフラッシュベースのプレーヤーの出荷台数が、HDD搭載プレーヤーを抜くと見ている。

 米国では一般的に、新しいデバイスの世帯浸透率が15〜20%に達した時点で本格普及と見なされるが、MP3プレーヤーは今年、この段階に到達するとJupiterは指摘。これにけん引される形でデジタルダウンロードストアと会員制音楽サービスも普及が予想される。

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