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“Bluetoothボウリング場”があの最新ホテルに

Bluetooth端末を使った“ワイヤレスボウリング場”が、噂のあのホテルに登場した。

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 4月11日にオープンした「東京プリンスホテル パークタワー」に、Bluetooth通信技術を活用したボウリング場「ボウリングサロン」が登場した。Bluetoothe接続した小型ワイヤレス端末「with AL」からプレーヤー名やハンデの入力、スコアの修正などが可能。バーカウンターや貸し切り可能なプライベートレーンも備えた“大人のボウリング場”だ。


東京プリンスホテル パークタワー

ボウリング場は地下2階

 with ALは、スコア操作用タッチパネル端末を、Bluetoothでワイヤレス化・小型化したもの。普段はテーブルの上の電源供給用クレードルに設置してあるが、充電池を内蔵しており、ワイヤレスでも1時間強連続使用可能だ。氏名やハンデの入力といった基本機能に加え、1投目にストライクを取れなかった時、2投目をどう投げればスペアにできるか教えてくれる機能や、ディスプレイの表示カラーを変更する機能なども備えている。


液晶ディスプレイは表示専用。操作はすべてwith ALで行う

インタフェースはシンプルで分かりやすい

with ALで「投球ガイド」を選べば、頭上ディスプレイで2投目のコースを教えてくれる

 OSにWindowsを採用しており、ネット接続機能もつけられるが、ボウリングサロンでネット接続に対応する予定はないという。

 頭上のディスプレイも無線化した。レーンのスコア情報を、赤外線でディスプレイに送信するため、従来の有線設備では必要だった65メートルのケーブルが省略できた。

“大人のボウリング場”

 ボウリングサロンは全12レーン。左右の4レーンは周囲をぐるりとガラスで囲んであり、カーテンを引けばプライベートレーンにできる。「有名な方でも周囲に気兼ねなくボウリングを楽しめるし、TVの撮影などにも手軽に利用してもらえる」(東京プリンスホテル パークタワー・スポーツエンターテイメント課の金子崇さん)。


プライベートスペース。カーテンを引けば外から見えない

 バーカウンターも併設し、頼めば飲み物を席まで持ってきてくれる。ビリヤード台やダーツ設備も備え、待ち時間などに利用できる(別料金)。


バーカウンター

貸し靴コーナーもシックなレイアウト

 東京プリンスホテル パークタワーは、地下鉄赤羽橋駅から徒歩2分。ボウリングサロンの一般利用料金は1ゲーム600円から。宿泊者向け割り引きもある。プライベートレーン(4レーン貸し切り、24人まで)は1時間2万4000円から。

 with ALを採用したボウリング場は現在、ボウリングサロンと、岐阜グランドボウル(岐阜県瑞穂市)、厚別パークボウル(札幌市)の3カ所。岐阜グランドボウルでは若者に人気で、with ALのレーンを指定してプレイする人もいるという。

 このほかにも全国16のボウリング場への導入が決まっている。導入施設が増えれば、ネット機能を利用してボウリング場同士をつなぎ、大規模な大会を行うといったイベントも予定しているという。

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